BAVBAVchaaaan!!

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性のコトって、大事なコト。 だからもっと、 みんなでオープンにシェアしたい🌝🥀

家族で性教育?日本の性教育の実態から、家庭の性教育について考えよう!

 

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日本の性教育は非常に遅れている、、、!

 

皆さん、こんにちは!バブちゃんです♡

 

いきなりですが、学校で受けた性教育の授業内容、覚えてますか?

私は、ほとんど覚えてません(笑)

覚えていること言ったら、

・小学生の時に、女子だけを集めて生理の話をされたな~

・体の仕組みのハナシ(今さら?)受精のハナシ(今さら?)

・今さらそんな話されても知ってるし、つまんないな~

って感じてたことくらい。きっと、同じような感覚の人も多いはず。

 

そんな日本の性教育、世界各国と比べてもかなり遅れを取っていると、今かなり問題視されています。

例えば、

・義務教育内では性行為に結び付けるような内容は指導しない

・学生は性行為を行わない前提

・だから、避妊の方法などの内容も伝えられない。

 しかし海外では、もっと包括的でダイレクトな内容を、よりストレートに伝えています。

セックスについて、避妊について、ジェンダーのコト、性犯罪性暴力、コミュニケーション、性的同意、生理の話も男女一緒だったり、セックスをする夫婦の動画を授業で見る、なんて話も耳にします。

 

諸外国では、ユネスコが示す性教育ガイドラインの指標に沿って、授業や家庭内で性教育を行う、というのが一般的ですが、日本は独自のやり方が強く、結果性教育が遅れている国、となってしまっている現状があります。

「詳しく知ってしまうと性に奔放になる」「自然と学んでいくもの」という考え方が背景にあるような感じです。性に奔放になるってナニ?と私は思ってしまいますが、、、

 

まずは家庭の中から性教育を充実させることが先決!?

 

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近年では日本でも、包括的性教育を求める声は増えてきています。ですが、そんなすぐに日本が方針を変えてくれることもないと私は思っていて、そんな中でも、まず今からでもできることは、家庭での性教育なのかなと考えています。

 

家庭内でも性のハナシがタブーだとどんな問題につながる?

私は、家の中でも性のことをオープンに話せなかったり、タブーな雰囲気を子供が感じてしまうと、こんな問題が起こることがあります。

 ・性のことって恥ずかしいことダメなこと、とマイナスイメージを持ってしまう

・性のことで困ったときに相談できる大人がいない

・一人で抱え込んでしまう

・AVやネットの情報を頼りにし過ぎて正しい知識が育まれない

・誤ったコミュニケーションの取り方を正しいと思ってしまう

 こういった状況を望まない親御さんは多いはず。我が子の身は守りたいし、人を傷つけるような大人にはなってほしくない気持ちは、みんな同じですよね。

 

今の日本の現状では、い子が気軽に相談できる機関やシステムが少ない、知られていない、相談できる機関も若い子にとっては障壁が高かったりもします。そんな中で、例えば臨まない妊娠をしてしまった時、周りに気軽に相談できる人がいなかったこともあったりして、結果的に悲しいニュースを生んでしまっている。

あとは、ネットの情報やアダルトコンテンツのみでしか知識を身に着ける方法がないと、それだけが正しいやり方と思い込んでしまい、相手が望まない性行為や、歪んだコミュニケーションを無意識に行ってしまう。時には、無意識で性加害者となってしまうという事も、起こりえると思っています。

 

周りに相談できる大人がいたり環境があれば、、正しい知識や、相手を思いやる行動のとり方などを普段から教えてくれる人がいたら、、と思わざるを得ないことが起きているのが、今の現状です。 

脅したいわけじゃないのですが、やはり性のことを話し合える環境の重要さも、とくに強調して伝えていたい部分です。

 

家庭内での性教育を充実させるとどんなことが起こるのか?

逆にいえば、小さいころから性教育を行ったり、家庭内でも性の話がしやすい環境ができると、例えばこんなメリットがあると思っています。

 ・子供が思春期以降「性のことで困ったこと」があったときに、家族に相談しやすくなる好きな

・日本の性教育の現状の中でも、正しい性の知識を身に着けるチャンスが増える。

・性のことに対してマイナスイメージを持ちにくくなる

・「生きていく上で性のことは大事なコトなんだ」と認識できるようになる。

・自己肯定感が育まれる

・Yes・Noをはっきり言えるようになる

 小さいころから家庭の中でも性教育をきちんと受けていたり、親が性に対してポジティブな雰囲気を出していると、子供もオープンに話しやすかったり、相談しやすかったり、性に対してマイナスなイメージを持ちにくくなります

 

また、学校や国の環境の違いもありますが、0歳児から家庭の性教育を推奨されているオランダでは、初体験の年齢が遅くなったり、若者の望まない妊娠が減少した、という事がわかっていて、性教育の重要性を感じることができますよね。

 

また、自己肯定感が育まれたり 、Yes・Noがはっきり言えるようになるという事はどういうことかというと、

例えば、「性欲を感じることも普通だし、性欲が無くっても変なことじゃないんだよ」「異性を好きになっても同性を好きになってもどっちも好きになっても良いんだよ」とか、自分の性を認め肯定的に捉えていいんだよ、と伝えられる場面が多く、それが自己肯定感を育みます。

 また、嫌なことは嫌でいい、自分の中のYes・Noを感じよう、その気持ちを自分で大切していい権利があって他人も同じ、自分の気持ちも相手の気持ちも尊重しよう、という事を伝えることも特に重要です。

これも、自己肯定感に繋がったり、あとはコミュニケーション力を育む、性被害や性犯罪の防止にも繋がっていくことです。

 

このことからも、小さいころからの性教育、家庭内での性教育が「性の乱れ」に繋がるとは言い難く、むしろきちんと考えるからこそ、性の安全や健康を保たれるという事ではないでしょうか?

 私は、楽しい話も困ったときも、なんでも話しやすい存在になれたらという思いがあります。無理強いはしませんが、悩みを一人で抱え込んでしまわぬように、家庭の性に対するオープンな雰囲気作りを心がけています。

 

でもやっぱり抵抗が、、と感じる方に。家庭内での性教育ラクにする方法5選!

 

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性はタブー世代の私たちが、急にオープンに!性教育してください!と言われても、なかなかハードルが高く感じてしまう人が多いと思います。

何をどのように伝えていけばいいのか、イメージすることすら難しいかもしれませんが、そういった環境で育ってきていないので、その反応は普通のことです。

 でも、少しでもハードルが下がったり、性教育が楽になる方法はあるので、少しご紹介していきたいと思います。

 

1.自分の中の性に対するイメージについて考えてみる

今までマイナスなイメージを持っていた部分、なぜマイナスだと思っていたのか、固定概念だったりしないか?などと考えてみる、認識や知識についてリサーチしてみる

など、自分の中の性のイメージを整理する作業は重要です。

 

「性の話は恥ずかしい」と思っていると伝えにくいけど、「性の話は大切な事」と思っていると、自然と伝えやすくなるイメージ。

あと、伝える側の中に、恥ずかしさやためらいがあると、そういうのって子供は敏感に察するので、伝える側が納得していることが大切です。

 自分の中のイメージを整理したうえで、伝えたいことや思いを整理する。この作業だけでも、かなり心の中のハードルは下がると思います。

 

2.家庭の性教育にまつわる書籍を読んでみる

私は、自分の持っている知識やイメージを確認するツールとして、こういった本を読んでいます。知らなかったことも沢山あったり、間違ったイメージを持っていたなと思うこともあり、新たな発見が沢山ありました。

こういった本を読んでから、家庭内での性教育のイメージを膨らませるというのも、とても有効な手段の一つだと思います。

 

最近は、家庭内での性教育の重要さが注目され始めているからか、本屋さんの育児書コーナーなどで性教育の本を目にすることが増えてきました。近所の本屋さんやネットなどで、一度探してみてください。興味深い内容が書かれている素敵な本が、たくさん見つかるはずです。

 

3.今までよりも少しだけ意識を変えてみるところから始める。

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例えば、小さいお子さんがいたと仮定して、「おちんちん~!」「おっぱぁい!」ってよく言ったりしますよね!そういうタイミングってちょっとしたチャンスでもあって、

私はいつもそういうときに、「男の子はおちんちんだけど、おんなのこはおまただね~」って体の仕組みについて触れてみたり、時には「聞きたくない人も居るから気をつけようね~」ってマナーを意識させてみたりしています。

ちょっとした意識で、さりげないやりとりが性教育になる場面はたくさんあるので、少しでも意識を変えてみるということが大切です。

 また、一回でわかってもらえるとは思わずに、こういったやりとりを日常的に取り入れていく、当たり前にしていくといった意識もポイントです。

 

4.お子様向け・絵本を使って伝えていく。


www.ehonnavi.net

このように、性教育を目的とした絵本も沢山出ています。子供ができる仕組みを分かりやすく描かれていたり、セックスについて触れている内容が書かれているものもあります。

 伝え方がわからない、どうやってきっかけを作ったらいいのかわからない、この部分はどうやって伝えようか、と疑問を持つことも少なくないはずなので、そんなシーンや状況に合わせて、絵本というツールを使ってみるのもすごくお勧めです。

 

5.自分の実体験を話題のツールにする。

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これは、自分が体験していることなので、ある意味伝えやすい内容となる話もあるのかなと思います。

私が良くする自分の性の話は、生理の話、妊娠出産の時の話、赤ちゃんができる話で、かなり詳細に話しています。

 私がどのような性教育を行っているかは、後日別記事でご紹介したいと思いますが、

実体験のある話は伝えやすかったり、素直になれたり、曖昧になりにくかったりもします。

 

自分の状況や実体験、経験、素直な気持ちを、抵抗なく、詳しく、楽しそうに話す姿勢は、きっと子供たちにもポジティブな印象も与えることができると思うので、自分の話をありのまま伝えていく、という事もぜひ取り入れてみてください。

 

ありのままでいい、自分の言葉でいい、素直な気持ちで話そう!

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わたしはなるべく包み隠さず、自分の言葉でありのまま伝える、といことを心がけています。伝える側の緊張感や不安な気持ちってどうしても伝わってしまうし、それによって子供が素直に聞きづらい・話しづらいという印象は持ってほしくないので、素直な気持ち・リラックスした状態で話せるように、勉強したり伝え方を考えたりしています。

 

もし、スムーズに答えが出ない時とかは、その場で無理に答える必要もありません。

「ちょっとそのことについてあんまりわからんから、ちゃんと答えられるように調べてみるから、そのあとに答えてもいい?」

と素直に伝えてもいいと思うし、そういった姿勢は親子の信頼関係にもつながってくるはずです。

 

また、思春期のお子さんへの伝え方に悩む人も多いと思うのですが、その場合はまず夫婦や信頼できる人と相談しながら、状況にあった伝え方や話す内容を、誰かと一緒に考えていくのも一つの手段です。

 コミュニケーションから成り立つ要素も強いので、それぞれ自分と相手に合ったベストな方法や内容を模索しながら、少しでも子供たちが安心できる環境を目指してもらえたら嬉しいです。

 今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆

 

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