低用量ピルを貰いに行ってみた!<初めてのピル外来レポート>
皆さん、こんにちは!バブちゃんです♡
今回のピルの処方に至るまで、正直少し時間がかかりました。
その理由は、
ピルのマイナスイメージが強かったから!!
でも実際は今までのイメージとは違う、ポジティブな印象を受けて、
「ピルを飲んでいこう!」と決めることができたので、
今回はまず
「初めてのピル外来レポート」のお話からしていきたいと思います。
ピルを貰いに行くのに勇気がいる…と踏み出せずに悩んでいる方に、
少しでも安心できるエピソードをお届けできたらいいなと思って書いています。
↓↓動画でも解説しています☆
私の中のピルに対するイメージ…怖い。
今までの私の中のピルのイメージは、
・太りそう
・副作用がやばそう(吐き気とか頭痛とか、気分の落ち込みとか。)
・めんどくさい(病院に行くのも、定刻に毎日飲むルールも。)
おそらく同じようなイメージを持っている女性も多いはず。
だから最近になるまでは、自分の中でピルを飲む選択肢なんて1ミリも無かったし、
その選択肢について考えたこともありませんでした。
じゃぁなぜ、「今後はピルを飲んでいく」という選択肢が自分の中で生まれたのか。
主な要因はこの2つ
*4人目の妊娠を希望していない為、避妊を意識するようになった。
約5年ぶりの生理を繰り返す日常に、
(妊娠&出産の繰り返しで、5年間の生理は合計5~6回位。)
戸惑いと苦痛でパニック状態(笑)
なんとかならんか!と解決法を探っていく中で、ピルを避けては通れませんでした。
ピルについて調べていくと、
持っていたマイナスイメージと実際の内容にギャップを感じ、そんな中で、
「ヤーズフレックス」というピルを発見、
・最大120日間連続投与可能(その間生理がない!)
・保険適用になるタイプ
というポイントにもはや魅了されてしまって、
かかりつけの産婦人科の予約を取りました。
ピル外来~受診から処方までの流れ~
1.受付をし問診表と検尿カップを渡されます
今回私は、2人目の子供のから妊娠出産でお世話になっている産婦人科に予約を取っていました。
病院に到着後、受付・保険証の提示、問診票と検尿カップを渡されます。
質問に沿って問診票に記入し、その後検尿に向かいます。
*産婦人科って結構混雑していることが多いです。
曜日や時間帯、病院によっても待ち時間は様々なので、
予約を取る・予約時や来院前に電話で混雑具合聞いておくこともおススメします。
2.検尿をし、診察を待ちます。
おそらくですが、産婦人科に受診をしに行くと検尿を求められることがほとんどだと思います。
なので、検尿の際に「おしっこ出ない。。」と困らなくてもいいように
、私はいつも、直前にトイレに行くことは控えています。
検尿の量は、1センチほどで大丈夫と言われたので、
たくさんの量が必要というわけでも無さそうです。
3.程なくして診察へ。症状の相談・内診・説明があります。
今回は、平日の9:30~の予約を取っていましたが、
比較的混雑していなかった為、検尿後10分ほどで診察に。
・生理前に気分の波が激しくて辛いこと
・生理前の過食
・この2つが生理が始まっても続くこと
・ヤーズフレックスが気になっていること
の話をし、さらっと「妊娠を希望しない」ことも伝えると、
「月経困難症やPMS/PMDD、避妊にもピルの内服はおすすめですよ^^
では内診をしますね。」と言われ、内診室に案内されました。
今回の内診は、超音波検査とおりもの検査で、特に異常がなかったので、ピルの説明に入ります。
~産婦人科の内診って??~
産婦人科の内診は超音波検査や他の検査もあり、膣に医療器具を挿入し行うことがほとんどです。
なので初めて産婦人科に行くと、すこし緊張してしまうかもしれませんね。
ですが、緊張しすぎてしまうと、筋肉が強張って検査時に痛みを感じやすくなってしまいます。
リラックス・深呼吸しながら全身の筋肉を緩める意識をすると痛みも伴いにくくなるので、
なるべくリラックスを心がけてみてくださいね。
4.ピルの説明~今回のお薬は「ヤーズフレックス」に決定。
今回希望していた「ヤーズフレックス」は、
私が特に困っていたPMDDの改善に特に向いているとのことだったので、
ピルはヤーズフレックスに決まりました。
先生の説明事項はこんな感じ。↓↓↓
・ピルを飲むことで、排卵後~生理前のホルモン状態を保ち、それによって排卵や生理が止まる仕組みである
・医学的にみても、「毎月月経が無きゃダメ」という事ではなく、むしろ生理をの回数を減らせると、卵巣や子宮の負担も減る。
・ヤーズフレックスは最大120日間連続投与ができるけど、三日以上の不正出血があった場合は四日間休薬し、一度生理を起こさせる
・ピルを飲んでいる間は、四日間の休薬期間を含め、排卵が無い状態
・月経困難症・PMS/PMDDを緩和させるほかに、子宮内膜症の改善や治療にも有効
・頭痛や吐き気といった副作用を感じる人も居るが、最近のピルでは稀になってきている
・喫煙者に関する注意事項
(私は喫煙者で1日10本程度吸うのですが、今回は年齢が若い・本数が多すぎないという事から、「本数は減らしましょう」という指導でした。)
・保険適用での処方となるため、半年か1年に一回は受診が必要となる
・保険の縛りで、まとめて出せるのは3ヶ月分まで。
一般的なピルは、排卵は止めつつも月に一回生理はあるのですが、
ヤーズフレックスは連続投与が可能というのが特徴で、
不正出血がない限り最大120日間生理がありません。
ですが、最初のうちはそれよりも短い期間で不正出血が起きることがほとんどで、
最初はだいたい2~3ヶ月に一回は生理を起こさせることにはなるイメージ。
これも、飲み続けていくことで期間は伸びていくそうです。
副作用に関しては、最近のピルでは副作用を感じる人も稀で、
また、飲み続けることで副作用が消えていくことがほとんどなので、
しばらくは飲み続けて様子を見て下さい、と説明を受けました。
丁寧な説明を受け、あとはお会計でお薬をお渡ししますと案内され、
診察はこれで終了しました。
5.お会計&処方 1時間弱で終わりました。
保健適用されたので、今回のお会計は初診料(久々の受診だった為)&ピル代で3480円でした。
(ピルが大体一か月分で3000円程度?らしい。)
一カ月以内に使用感を確かめるために再受診はあるものの、
その時点で問題が無ければ、次からは3か月分をまとめて処方してもらえるので、
診察料の分はもう少し安くなってくるのかな、といったところです。
ちなみに、受診の前にオンライン処方(スマルナ)も実は試みていたのですが、オンライン処方だと、全てにおいて保険適用外となってしまうらしく、同じヤーズフレックスでも、一か月分で13000円ほどと高額。それと比べるとかなりの金額の差を感じました。
今回はかなり空いていたので来院~帰院まで約1時間程度で、
流れも割とスムーズでした。(割といつも混んでることが多い産婦人科です。)
しっかり説明も聞けて不安も解消されたので、私は、
ピル外来に行ってよかったなと感じることができました。
レポートのまとめと、ピルの保険適用について。
1つ気になっていた、
「避妊が主な目的だと保険適用にならない」
という事について聞いてみたところ、
「避妊は病気じゃないから、避妊だけが目的になると保険適用できません。
でも、何かしらの月経困難症やPMSの話を聞き出して、
病名をつけることができれば保険適用にできるから、
月経にまつわる症状など、ほかの症状を聞き出すようにしていますよ^^」
と、親切にご説明していただきました。
ピルってなかなか保険適用にしてもらえないと思っていた中、
なるべく保険適用になるように考えていただけるとのことだったので、
少し安心できました。
しかし、すべての先生がそうではないのかもしれません。
そして、安心できるかかりつけや、
自分に合った先生と出会うことを難しく感じる人も少なくないと思います。
ですが今回のように、親身になってお話ししてくださる先生もいるということが知れたので、
そういった先生もいるんだよという事を知ってもらい、
少しでも安心材料になれたらいいなと思っています。
また、病院選びも不安がつきものですが、口コミや情報を見て選んだり、
一度受診してみて、病院や先生の様子を見てから決める、
でもいいのかなと思います。
「ピルの相談に来ました」「話だけ聞いてみたくて」というだけでもいいし、
内服するかどうかをその日に決める必要もありません。
少しでも不安があれば、「今日は一旦考えます。」とお断りしても全然良いので、
気軽な気持ちで一度受診してみてはいかがでしょうか。
ピルについて気になる、
飲みたいと思っているけど不安、
病院に行くのハードルが高い、
と悩んでいる方にとって、お役に立てる内容になっていたら幸いです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆